
現役世代のエンジニアには、色々なスキルが要求されます。プログラミングのスキルは勿論の事、いわゆるマネジメント力も求められます。
今現在、どんな課題に直面しているか、困難を乗り越えるためにはどんな発想やアプローチが必要か、スケジュール通りに仕事を円滑に済ませるためにはどういった工夫が必要か等、客観的な視点から問題分析をする能力がエンジニアには必要です。
マインドアップを制作し、自分の抱える問題を客観的に読み解くのも良いテクニックの一つです。抽象的な問題も、紙に書きだして可視化する事で把握しやすくなります。プロジェクトの進行状況や発生しているリスクなども可視化する事で認識しやすくなり、自分だけではなくチームのメンバーにも伝達し易くなります。
エンジニアにもいろいろな種類がある

エンジニアといっても様々な職種があります。電気関係のものや機械を作ったり治したりするのも、化学的な手法で商品を考えたり作ったりIT関係でシステムを構築したりパソコンを直したりするのもエンジニア、つまり技術者の仕事です。また同じ技術者でも表に出てユーザーの目につく仕事もあれば、サーバーやデータ構築のように誰の目にもつかないけれど必要不可欠な仕事をすることもあります。
インフラエンジニアなどの募集を見てすぐに応募するのでは無く、まずは何に関わるエンジニアの仕事をしたいのかをしっかりと決めましょう。そしてその職に向かい、専門的な知識や技術を身につけることが大切です。目標を定めればその職種に特化して専門的に学べる学校に行ったり資格を取ったりすることができ、専門的な知識や技術を持ったうえで目標の仕事に就くことができます。
現場の本音

中途採用ともなると、経営者はスキルの高い人材を求めます。実績のある、優秀な人材が入社してくるわけですから、場合によっては先輩社員が教えを請うこともあるでしょう。
しかし誤解してはいけません。現場の社員は先輩としてのプライドを持っています。個々の性格にもよるでしょうが、新人に偉そうに振舞われれば、快く思わないのは当然です。
もちろん口や表情には出さないでしょうが、「この分野では自分に一日の長がある」と考えていても不思議ではないのです。経営者はこうした現場の声を無視するわけにはいきません。採用活動においても、PDCAサイクルは念頭に置く必要があります。「計画→実行→チェック→改善」という流れは、商品開発の際によく見られるものですが、労働市場も例外ではないということです。
転職とキャリアアップ

自分自身のキャリアアップを考える中で学んだことがあります。過去の実績ではなく、これまで積み上げてきた経歴でもなく、ヘッドハンターからのスカウトにて声の掛かった転職先企業の株高の上昇率ではなく、たった今自分自身が置かれた状況について考えてみること働いてみること、行動してみること、そんなことを「禅の教え」の中で気づかされた気もいたします。
もちろん現実的なビジネスにおいて、たった今だけ目の前のことだけを頑張っていれば、物事が右から左に動く、商品が売れる、お客様からの発注の電話が鳴りやまない、そんなことは考えられませんが物事は考えようであります。キャリアアップを考えるということは今の自分を客観的に見て、どうなりたいのかを考えていくことなのです。
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